ディズニー大好きな方必見!ディズニーウェディングレポート後編、当日の様子をまとめた後編になります。
本記事は、ゲストハウスでディズニーウェディングを実現させた、畑さんご夫婦とプロデュースしたフリーのウェディングプランナー山崎さん(株式会社PrismWedding)にアフターインタビューの後編となります!
後編の本記事は当日の様子から、実際どうだったのかをご本人たちの感想をありのままにレポートしていきます!
前編はこちらからどうぞ!
Wedding Outline
[結婚式場]
アルカンシエル luxe mariage 大阪 (新大阪駅 徒歩3分 / 規模80名程度)
日時:2019年10月
[ゲスト]
新郎:しょーちゃんさん (以下、しょーちゃん)
新婦:畑有里紗さん (以下、有里紗さん)
プランナー:山崎奈々さん (以下、山崎さん)
結婚式のコンセプト
Q.早速ですが、お二人の結婚式のテーマを教えてください。

“once in a life time” です。
私たち自身がディズニーが大好きで、また、プロポーズの場所もシンデレラ城の前だったということ。
ゲストの皆様に感謝の気持ちを伝えられる場にしたく、ディズニーにいるときのような楽しさやあのワクワクした気分を私たちの結婚式でも感じてほしい。
そして、いつまでもその行事や記念日、その季節を楽しむ私たちは結婚してもずっと恋人みたいな関係で、
いつまでもずっと行きたくなるディズニーと同じだね。
ということから、シンデレラ城のショー”once apon a time”をオマージュして、
“once in a life time”(人生で最高に幸せな日)
としました。
Q.テーマはいつ頃どのように決まりましたか?

テーマのベース自体は打ち合わせの初期に打ち合わせを重ねて決めました。
写真と雰囲気を照らし合わせてみたんですが、最初はニュアンスがとても難しかったんです。
ディズニーのキャラクターでも、映画もなく、パークの特定のエリアが好きなわけでもなく。
また、特定のプリンセスにフォーカスするでもなく、ディズニーという世界観を表現するというところに行き着くまでに、 時間と打ち合わせを重ねました。
フレーズは “once apon a time”をオマージュすると決めてから、いくつも言葉を洗練させて、導きました!
結婚式当日
Q.まずは挙式について、こだわったポイントを教えてください。

まずは人前式ですね。
誓いの言葉をお互いの名前のあいうえお作文にしました。
これはお互いが別々で書いて、見せ合いっこして、いいところを取りました!
結婚証明書は式後も記念に残るものがよかったので、ウェディングツリーという形をとり、参加していただいたゲストの皆様全員にスタンプを押してもらう方法で承認をしてもらいました!
これは、今もお部屋に飾っています!

おふたりから家族全員が参加できるようにしたいといただいていたんですよ。
だからこそ、新婦のお父さんはヴァージンロードを歩き、お母さんはヴェールダウンを。これはよくある風景かと思いますが、
新郎のお母さんはグローブを手渡し、お父さんはジャケットを着させるという演出を行いました。
また、リングガールを従兄弟のお子様にお願いしまして、披露宴ではそれぞれ兄弟と一緒にお色直しの退場を行うというふうにしました。
できる限り、いろんな演出に参加して頂き、一体感を持ってもらえるようにしました。

挙式後のアフターセレモニーではブーケトスではなく、バズーカでのパラシュートミッキーや、ミッキー型のペーパーフラワーを用意し、ディズニー感を演出しました。
ちなみに、この動画はtiktokでバズったんです笑
Q.次に披露宴でのこだわりを教えてください!

まずはなんといってもウェディングケーキ!
プロポーズしてもらったシンデレラ城をモチーフにデザイン制作していただきました。
ゲストのみんなも感動してくれてて、本当に嬉しかったです!
テーブルコーディネートもディズニーに合わせまして、
ナプキンはミッキー折り、席次表はパークのtodayのデザイン、
席札はディズニーチケットのデザインとしました。

また、実は音楽もディズニーで統一してまして、何気なく流れている歓談曲も全部指定してお願いしていました。
なんとなく、記憶に残っていなくても、ディズニーにいる心地よさは覚えて幸せになってくれたらって想いをこめていました。

会場の音楽について、もう1つ理由がありまして、打ち合わせの際に「ディズニーに入った時、みんな何でワクワクするのかな?」
という疑問に浮かび、話し合って考えた結果、”目と耳からの情報”だということに行き着いたのです。目の前に素敵な空間が広がり、耳からはディズニーソングが入ってくる。この2つの要素を再現するために、一般的に多くの花嫁様が音楽指定をしない迎賓曲から、全てディズニーでまとめました!

最後に、お父さん、お母さんに渡したウェイトドールもミッキーとミニーで揃えました。
まさしく #ディズニーウェディング ができたかなと思っています!

私の方では、演出に関しては事細かにお願いをしていました。
ラプンツェルのランタンをモチーフにした演出があったのですが、暗転のタイミング、スポットライトは細かく指示させていただきました。
特にランタンを上げるタイミングにも拘りまして、ありささんがこういうのをやりたい!と持ってきてくださったのは、動画でランタンが上がっている動画でした。

ここで、拘ったポイントとしては、
・ランタンが上がる瞬間をありささんに見てほしい
・ランタンが上がっている瞬間の動画におふたりの姿を入れたい
・上がったランタンにおふたりの姿が被ってスナップの使える枚数を減らしたくない
です。
後からランタンが上がっている瞬間は写真や動画で新郎新婦も見れますが、一番見て欲しい方(見るべき方)が新郎新婦でしたので、この演出ばかりは、ベストポイントを新郎新婦に当てました。
そしてお花にもとてもこだわりました!
会場の装花も持ち込みさせていただいたんですが、二人のセンス、今回の世界観を表現できるように、結構ギリギリまで悩みました。
高さは出したいけれど、ちゃんと全員から新郎新婦が見えるように。
大ぶりな花ではなく、繊細でナチュラルな物をと考え、綺麗に表現してくださったのがフローリストの岡田さんでした。

そうでしたね!
こういうテイストがいいって集めていく中で、世界観と、既に決めている会場装飾とのバランス、自分の中では全然まとまっていなかったんですが、
しっかりヒアリングしてくださって、綺麗に表現してもらえました!
什器の使い方もとてもセンス良くて、大満足です!
あのお花は本当に綺麗でした。単体としても美しく全体をとってみても、何かを邪魔することなく、華やかにしていました。
振り返って、感想

Q.最後に、総じて結婚式の感想をお願いします!

ほんまに一年かけてしっかり準備することができました。
式場のプランナーさんとだけ進めていたら、ほんと短い間に決めることだけ淡々と決めて、当日を迎える感じやったと思うんです。
山﨑さんはやりたいこと一つ一つにたくさんの引き出しを用意してくださって、オリジナルをここまで詰め流ことができた式って、本当に山﨑さんにお願いできたからこそだと思っています。
私たちはやりたいことを全部できたから、
一年たった今でも、これしたかった、もっとこうしたらよかったっていうのが本当に出てこなくて、
山﨑さんにお願いして本当によかったなと思っています。

僕はやりたいことをやらせてあげたくて、長い時間かけて準備したけれど、
当日は楽しすぎて、あっという間に終わっちゃったなって感じです。
次の日から新婚旅行に行ったんですが、飛行機の中で、いろんな写真や動画見て 浸っていました。

私自身、すごい楽しかったです。 私もテーマを一貫してやりたかったので、 普段以上に調べ物が多かったのですが、 お二人もたくさん調べてくださって、逆に知らないこともたくさん教えてくれて、勉強になりつつも楽しくできました。 こだわりがしっかりあったからこそ フリープランナーとしては既存の選択肢だけでなく、新しい選択肢を広げにいく機会となりました。 でも、とにかく楽しかったです! 一年たってもかわらないお二人を見て、こういう夫婦にみんな憧れるんだろうなって思います!

実は私自身、ゲストとして参列させていただいた、結婚式だったんですが、 コンセプトから一貫した世界観のおかげで、終始ワクワクしていました。 いい意味で予想をはるかに超えて、素敵なメッセージ、演出の数々。 何枚写真を撮ったことかわかりません。 私自身、ものすごく心に残る結婚式でした。 3人とも、素敵なお話をありがとうございました!
ディズニーウェディングを担当したプランナー

フリープランナー
山崎さん
出会う1人1人に寄り添い、結婚式への憧れや想いを大切に拡げて形にしていくため、フリーランスのトータルウエディングプランナー「Prism Wedding」として活動を始める。