コロナウイルスの流行から一年以上が経過し、結婚式をどうしようかと悩まれるご夫婦も少なくないかと思います。
依然結婚式の実施が憚られる渦中ですが、2021の3月に結婚式を実施した夫婦とそのプランナーにインタビューしました!
このご夫婦は結婚式を二部制とし、第一部は3月に家族挙式、第二部は秋頃に友人を含めた結婚パーティを実施する予定です。
コロナ禍で色々な声がある中での、新しい形と言えるのではないでしょうか。 また、そのようなプランにも対応しているプランナーさんにも内情を聞きました!
前編ではコロナ禍での結婚式の決め方と準備にフォーカスと当ててインタビューしていきます。
コロナ禍で結婚式を悩んでいる方の参考になれたらと思います。
前編はこちら。
Wedding Outline
[結婚式場]
挙式会場:鹿島神宮
会食会場:アトンパレスホテル
日時:2021年3月 [ゲスト]
新郎:須沢友裕さん(以下、友裕さん)
新婦:須沢樹里さん(以下、樹里さん)
プランナー:山崎奈々さん (以下、山崎さん)
結婚式へのこだわり
挙式について


私自身がカメラマンということもあり、カメラマンにはこだわって、知り合いの方に入っていただきたかったんです。
いわゆる、カメラマンの持ち込みですね。
また、前撮りもしていなかったので、挙式の際にふたりで前撮りっぽいことをできる様にお願いいたしました。
あと、花嫁行列もやってみたいってお願いしました笑

花嫁行列やりましたね!これも少し大変だったのが当日の天候でした。
当日の天候が持つか怪しかったので、
当日、急遽ですがスケジュールを組み替えて、挙式の前に親族写真を撮らせていただきました。

そうでしたね。
また、鹿島神宮には桜の木が一本もなかったのが驚きでして、
そこも急遽ですが、近くに桜が綺麗な山があるので、そこに撮りに行きました。
結果、花嫁行列のタイミング以外は、天候は持ってくれました!
食事会について

予算を伝えた上でその中でできそうなアレンジを提案していただきました。
テーブルが真っ黒の長テーブル だったので、着物の帯をアランナーとして活用し、祖母のお手製のお手玉を装飾にしました。

祖母のお手製のものを使えたのは私自身も嬉しかったですし、祖母も喜んでいてくれたので大満足でした。


食事会なので質素なイメージな会場かと思っていましたが、
会場見た時に結婚式の披露宴会場っぽくなってたいたので、
いい意味で予想を裏切られましたね!

食事会の雰囲気を考える際も山﨑さんがビジュアルシートを用いて、
話の起点を作ってくださるので、とても助かりました。
あれがなかったら、何も浮かんでなかったと思います。

私の方では鏡開きを提案させていただきました。
和装で和のテイストの会場となったら、ぜひ家族全員で盛り上がっていただけたらと思いました。

鏡開きは楽しかったですし、みんなで飲んでほとんどなくなっていたので、
提案してもらってよかったなと思いました!
鏡開きもなんですが、どんな選択肢があるのか全然わからないので、
合いそうなものを提案していただけたのは本当にありがたかったです。

鏡開きの際、場所を結構悩みまして、
どこに置いて、どのアングルで撮るといいかということをカメラマンと相談しながら進めてました。
偶然ではありましたが、鹿島神宮でもアトンパレスホテルでも撮影経験のあるカメラマンでとても安心感がありました。
鏡開きの際に背景がなかったので、着物を背景として活用する構図などはカメラマンとの相談の上で出てきましたね。


そういう流れもあって、元々は挙式だけの予定でしたが、食事会の方も撮ってもらえるようにお願いいたしました。

食事会の席の配置も悩んでいましたが、いくつか提案していただきました。
・長テーブルで誕生日席パターン
・新郎新婦向かい合わせパターンとか色々ありましたが、
並んで、真ん中にいた方が、写真が撮りやすい
とのことだったので、その様にしました。
実際の動きや、ほしいものを捉えていただき提案してもらったので安心でしたね。
あれがなかったら、何も浮かんでんかったと思います。

最近は真ん中パターン、少し話したテーブル(高砂)、誕生日席パターンの三種類が多いのですが、
会食のイメージによって配置を変えるようにしています。
おふたりの場合は暖かい感じだったので親族と近くしたいなと思いました。
挙式披露宴総じての感想

親族からはコロナだから今じゃない方がいいのでは?とも言われてましたが、やってよかったなと本当に思います。
自分たちの要望もほとんど通してもらって、自分たちだけだとできなかった挙式、食事会だったなとおもっています。
特に助かったポイントとしては、通常の挙式の流れではないので、僕らだけだと何をしたらいいのかわからないところを進めてくださるところ、準備の道筋を立ててタスクまで落とし込んでくれたのが本当にありがたかった点です。
また、当日の柔軟なスケジュールの組み替えや、都度状況読んで配慮していただいたのも感謝です。

親族がみんな喜んでくれていたので、それが私自身も嬉しかったです。
佐藤家の人たちが山﨑さんにとても絡み、須沢家はカメラマンに絡んでました。
当日までに、たくさん打ち合わせの機会をいただいて、事細かに調整できたのはありがたかったです。
元々3回程度の打ち合わせ回数かなと思っていたけれど、6~7回くらいしていただいたのかなと思います。

食事会の際に拝見していて思ったことが、親族と新郎新婦の関係性がとてもいいなと思いました。
積極的にたくさん話に動いていて、親族みんなで作り上げたと感じられる結婚式でした。
写真撮影の際もプランナーやカメラマンが扇動するところを、親族の皆さんが積極的に動いてくださるなど、協力し合う姿も見えました。
結婚式って同じ会場、同じ進行でも新郎新婦、また親族によって雰囲気が変わってくるので、
素敵な夫婦、両家になるんだろうなと感じられた式でした。

結婚パーティについて
どんなイメージを持っておられますか?

結婚パーティは、綺麗な中華屋さんでやりたいんですよ。
私、チャーハンが大好きなので、
ゲーム性に溢れたロシアンルーレットで辛いチャーハンとか利きチャーハンとかしたいなって思ってます!
感動系よりもとにかく楽しい!って感じの会にしたいと思っています。

私はスマブラの大会をやりたいと思っています!
なのでプロジェクターのある場所、ないしはできる場所希望です!
新郎新婦のクイズで私たちを知っていくよりも
その日のイベントを通じて新郎新婦の人柄を知ってほしいと思っています。
(中華屋さんでやるイメージは現状ないんですが笑)
でも炒飯入刀や共同作業で鍋ふりとかは楽しそうかなと思っています。
今回結婚パーティも含めてプロデュースをお願いしているというプランとは

コロナ禍もあって、来月どうなるかわからないという状況。
だからこそ、自由にできるというところが今本当に求められていると思っています。
式場だと同じ日に挙式披露宴っていうのが通例となりますが、
コロナのせいで諦めることはないと思っています。
例えば屋外でもできますし、中華屋さんでも必要なものを揃えて結婚式を組み立てることは可能です。
場所をここがいいとおっしゃっていただけたら、その場所で希望を組み合わせて、
そのこだわり軸をベースに作っていける。
それが私たちフリープランナーの強みだと思っています。
コロナでの延期は当面無料にもしていますので、安心して作っていけるかと思います。

私の周りでも、延期やキャンセルした友人が多数いたため、延期無料なのは大変ありがたかったです。

フリーだからこその強みを持って、新郎新婦のサポートをしていけたらと思っています。
須沢さん、樹里さんの1.5次会もとても楽しみにしています!

最後に
2部制の結婚式の後編を読んでいただきありがとうございました!
コロナ禍ではほとんどの新郎新婦が延期やキャンセルに悩まされたのではないでしょうか。
こんな方法もあるんだと、参考になれば嬉しいです。
ディズニーウェディングを担当したプランナー

フリープランナー
山崎さん
出会う1人1人に寄り添い、結婚式への憧れや想いを大切に拡げて形にしていくため、フリーランスのトータルウエディングプランナー「Prism Wedding」として活動を始める。