国際結婚や仕事の都合など、海外に在住するカップルはもう珍しくありませんが、そんなカップルが『結婚式は日本で挙げたい』という希望を最近聞くようになってきました。
家族全員に参加して欲しいから、生まれ育った日本が好きだからなど理由は様々ですが、遠く離れた距離がどうしても不安を募らせます。そんなお二人に向けて、
・日本の結婚式事情をどうやって調べたらいいのか
・オンラインでどこまで準備できるのか
・理想の結婚式は叶うのか
海外在住のカップルが日本で結婚式を行うにあたっての相談先や流れを事例も合わせて紹介いたします。
海外在住のカップルはどんな結婚式を挙げている?
まず、海外在住のカップルが結婚式を挙げようと思った際に、一番最初に考えるのが海外であげるのか、日本であげるのかです。
海外在住と言えど、家族全員が海外にいるケースはレアケースで、多くの場合カップルのみが海外在住のケースが多いです。
その場合、親族含めてゲストを海外に呼ぶのか、それとも自分たちが日本に帰るのかということを考えます。
もちろんカップルにとって挙げたい場所があれば、そこでの結婚式にむけて準備を進めたら良いです。
しかし、場所にこだわりがない場合、ゲストの負担(スケジュールの調整・長距離の移動・旅行費用等)を考えるとゲストの多い日本で結婚式を挙げるカップルが多いようです。
では、海外在住のカップルが日本で結婚式をあげる場合、どんな結婚式が挙げられるのか。
それは結論からいうと、日本国内在住のカップルと同じ数だけの選択肢があると思います。
一般的な結婚式と披露宴はもちろん海外テイストのウェディングパーティ、より長い時間を一緒に過ごす旅行型のウェディングイベントなど、様々なスタイルが可能です。
遠く離れて暮らすからこそ、一緒に過ごせる時間をより大事にするカップルも増えています。

写真提供:中本典子さん
【沖縄本島北部】海外のようなシンボルツリー挙式&ガーデンテントウェディング より
海外在住のカップルはどこに相談してる?タイプ別におすすめを紹介!
海外在住で日本に頻繁に帰って来れるカップルはそう多くないと思います。
だからこそ、相談から準備までどこまでオンラインでできるかは、結婚式を考える上で重要なポイントではないでしょうか。
コロナ禍以前は打ち合わせは基本式場でというのが当たり前でした。
ですが、今では「打ち合わせがオンライン」というのはごく普通になり、対面での打ち合わせ回数はグッと減りました。
中には当日まで一度も対面でのお打ち合わせも会場見学もなかったケースもあります。
このような準備を可能とするには、どこに相談したらいいのか。
これからタイプ別にご紹介します。
絶対に挙げたい式場がある
憧れの結婚式場や、昔から決めていたホテルなど、すでに挙げたい場所が決まっている場合は会場に直接問い合わせるのがスムーズです。
WEBから問い合わせることになると思いますが、その際は
・海外在住の旨
・オンラインでどこまで対応可能か
・挙式までに現地に行く必要がある回数は何回か
などを確認しておくと良いでしょう。
ここもコロナ禍を経て、柔軟に対応してくれる式場が一層増えたように思いますが、全ての会場が一律なわけではないので、契約の前には改めて確認してください。
自分たちのやりたいイメージはある or 安心して柔軟にお任せできる人にお願いしたい
海外在住だからこそ、本当の意味で自分たちがこだわった結婚式をゲストに感じて欲しいと思うカップルや、海外在住ならではの不安に柔軟に対応してくれる人が欲しいと思うカップルはフリープランナーに相談することをお勧めします!
フリープランナーを簡単に説明すると、特定の会場に属さないので、会場にありがちな規定のプランや制限がありません。おふたりの状況や要望をヒアリングして、可能な限り理想を叶える結婚式を提案してくれます。
また、海外ではフリープランナーがカップルと一緒に結婚式を作るのが主流です。
フリープランナーについての詳しい解説はこちらからご覧ください。

写真提供:加藤渚さん
【東京】オーストラリアと日本の両方の文化を取り入れたアットホームなwedding partyより
相談前に決めてた方がいいこと3つ
次に実際に相談で打ち合わせを行う前に、おふたりで相談しておいた方がいいことを3つお伝えします。
結婚式の時期や日取り
明確な日取りが決まっていれば、そのままお伝えしたらいいですが、ある程度の時期や季節だけでも問題ありません。ただ、半年以内を希望されている場合は、何月ごろにといったところまで決めていられるとスムーズです。
エリア
式場を決めていない場合はゲストのアクセスを考えてエリアを決めることが多いです。
親族ゲストのアクセスを重視するのか、友人ゲストを重視するのか、またおふたり同様に海外からのゲストがいる場合は空港からのアクセスを考えることもありますので、おふたりで事前にある程度候補を絞っておけると良いです。
ゲスト数
家族や親族のみの少人数なのか、友人や同僚を招いての大人数にするのか、ある程度呼びたい人をリストアップして、人数の目処が立っていると良いです。
もちろん、正確な人数である必要はありません。
海外在住のカップルは結婚式の会場見学をどうしてる?
海外在住ですと気軽に現地で会場見学というのは難しいケースが多いです。
実際のカップルはどうやって会場を決めているのでしょうか。
一時帰国して会場見学
もしタイミングよく帰国ができるのであれば、やはりご自身の目で見て確認したいところかと思います。
その際は事前に予約をして会場見学に行ってください。
通常、ブライダルフェアとして会場見学に行くと3〜4時間かかってしまうケースが多いです。結果1日に回れるのは2件程度になります。
もっと効率よく回れないかとお考えでしたら、フリープランナーさんにお願いしてみるのも有効です。事前に交渉して、短時間で回れるようにスケジュールを組んでくれる方もいらっしゃいます。
オンラインで会場見学
コロナ前だと相当なレアケースでしたが、今ではそこまで珍しいものではなくなりました。事前に撮影した動画でみるケースもあれば、会場のスタッフがリアルタイムで撮影しながら回ってくれるケースもあります。
会場見学においては海外在住と日本在住では選択肢が大きく変わってくるかもしれません。
ただ、最近は国内であっても沖縄で結婚式を挙げたいなど、会場から遠方に住むカップルと同じようなものかと思っています。
海外在住でなくてもオンラインの会場見学は増えてるので安心感は徐々に高まっているでしょう。

海外在住のカップルの結婚式準備の進め方!
会場と契約した、もしくはフリープランナーと契約したカップルはそれぞれどのように結婚式の準備を進めていくのでしょうか。
会場のプランナーの場合
連絡手段は主にメールが多く、オンラインの打ち合わせはZOOM等で対応してくれるところが多いです。
本番までの打ち合わせの回数は2回〜4回で、会場に一度も行くことなく本番を迎えられるケースも増えてきました。
衣装を決める際が大きな懸念点としてあり、会場内にドレスがあり、試着をしなければいけない。もしくは提携のドレスショップに行かなければいけないケースが多いです。
持ち込む場合は、持ち込み料がかかることが大半ですが、そもそも持ち込みが可能かどうかに関しては契約前に相談しておくのが吉です。
フリープランナーの場合
連絡手段はLINE等のSNSで行っているケースが多いように思います。
オンラインの打ち合わせは会場同様ZOOM等で対応してくれて、打ち合わせの回数はプランナーさんによりけりですが、細かく丁寧に、一緒に進めてくださるので、会場との打ち合わせ回数より多いケースが大半です。
前段で懸念としてあったドレスについても、お二人の事情を把握しているので、事前に会場側と交渉をして海外でのフィッティングの手配や持ち込み方法なども教えてくれる方が多いです。
プランナーさんにもよりますが、融通を聞かせて柔軟に対応してくれるのは間違いなくフリープランナーさんの方が多いです。
オンラインを上手に活用して、理想の結婚式を叶えよう
リモートワークをはじめとしたオンラインはコロナで格段に普及しました。
おかげで情報収集はもちろん、準備もある程度はオンラインで進められるようになりました。
ただ、どうしても滞ってしまうポイントや不安になってしまうこともあるかと思います。
そういうときはフリープランナーに頼って、柔軟に対応してもらいつつ、
自分たちの理想を叶えられる結婚式づくりをしてもらえたらと思います。
フリープランナーへの初回相談はほとんどの方が無料ですので、気軽に相談してみてください。
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きっと悩めるカップルを導いてくれるプランナーがいるはずです!

写真提供:山﨑奈々さん
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